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潜入レポ!つくるひとcafeの『布製品のリスクを考えるお話会』に行ってみた!

こんにちは。

つくるひとcafeで作家さんのインタビュー記事を担当しているきっしーです。

3月の半ば(24日)、春の陽気に包まれるつくば市内では桜が咲き始め、つくるひとcafe裏の桜も綺麗に咲いていました。

最近では、花粉症や風邪ではなくてもマスクをつけているのが当たり前となっていますね。

つくるひとcafé内でもマスクは多数展示されていますが、そんなマスクについて考える『布製品のリスクを考えるお話し会』という勉強会に参加してきました。

 

布製品のリスクを考えるお話し会

 

どんな内容のイベントだったか?

この『布製品のリスクを考えるお話会』はどのような内容のイベントかというと、

おもにつくるひとcafeにて出展するハンドメイド作家さんに向けて行われた勉強会です。

もちろん作家として展示されてない一般の方もでもお気軽に参加できるイベントで、イベントは約1時間ほどの講義形式。

今回で開催が3回目ということでした。

布製品のリスクとありますが、今回はマスクにテーマを絞り、家庭製品品質表示法という法律に基いた繊維製品の表示について。

そして、その表示をしないことによるリスクについて学ぶ・考えてもらう勉強会でした。

     

 

参加者がこのイベントに参加した理由

参加者のお二人にイベントに参加した理由を伺ってみると、

Smile Lemonさん

自分自身の作品でもマスクが一番売れている。

子供の学校や職場でマスクを指定されるようになったり、

作品としてマスクを扱う上でしっかりと知識として学んでおきたかった。

 

六花堂さん

肌荒れしやすく自分のマスクは自分自身で作っていた。

そこからマスクを作って欲しいと人から頼まれるようになった。

つくるひとcafeでは手作りのハンコを販売しているが、

私のハンコをマスクに目印代わりに押してくれているというお客さんもいらっしゃる。

そういった使われ方のときのリスクも知っておきたい。

しっかりと勉強しておきたい。

 

など。

ペンを握り話を聞く姿に、しっかり学んでいこうというお二人の意欲を感じました。

 

 

講師を行う『ひろつゆうこ』さん

今回、講師をされていた『ひろつゆうこ』さん。

現在は心理カウンセラーをされています。

心理カウンセラーをされる以前の経歴は、短大で繊維の分析を勉強され、その後に服飾の専門学校を卒業。

就職先のアパレル会社でニットデザイナーとして2年ほど勤務されたあと、布生地へのプリントを企画して作る父親の会社へと転職。

そこでテキスタイルデザイナーされていたご経験があります。

長年、複数の有名なアパレルメーカーのデザイナーさんとも一緒に仕事をされていたこともあり、繊維表示というデザインの本業とは違う分野ではあるものの、相談を受けることも多かったのだとか。

今は服飾業界とは違う道を歩まれていますが、繊維製品に関してのスペシャリストという印象を受け、一度質問をすると速射砲のように答えが返ってくる、そんな頼もしさとサービス精神を感じました。(笑)

 

▼ひろつゆうこさんについて詳しくはこちら

ココロコンサル ひろつゆうこ

 

 

イベントの立ち上がった経緯

つくるひとcafe内ではカバンなど布を使った作品も展示されており、

そのなかでも目につくのはハンドメイドのマスクです。

ハンドメイドマスクが増えてきた背景にはみなさまもご存知のとおり、コロナ禍においてマスクが不足した時期があったことに始まります。

 

今ではマスクの供給は十分に行われるようになりましたが、マスクは今や必需品となり、

ファッション性や機能性が求められるようになりました。

 

そのような中で、大手のメーカーだけでなく個人の作家さんなどもマスクを作る方が増えてきています。

 

しかし、マスクは本来は衛生用品。

おしゃれに可愛く作って喜ばれたいという反面、気をつけないとならないこともあります。

つくるひとcafeがというわけではありませんが、手作りの繊維製品にまつわるトラブルが増えてきているのだとか。

実際にあった事例としては、

  • 手作りマスクを着用したら赤く被れた
  • 手作りマスクを洗濯したら、縮んだ・色移りした。でも洗い方の説明がない。
  • 百貨店の催事コーナーで買った手作りのカーディガン。洗い方が不明でクリーニング店で断られた。問い合わせた百貨店もどうしてよいか分からない。

といった感じです。

 

このイベントの講師を務めるひろつさんは、

「前回、勉強会を行ったときに、ものづくりをされている方でもこの家庭製品品質表示法について知らないという方がいらっしゃった事実に驚かされました。」

「個人のハンドメイド作家さんから、個人なら表示とかしなくても?なぜしなければいけないんですか?と聞かれる。家庭用品で使うものであれば、個人であっても会社であっても、製造してお金をいただいて販売している以上、家庭製品品質表示法についての知識は必要。

とおっしゃっていました。

 

個人ではあっても販売する以上、販売する側の責任というものが生じてしまうということ。

なにより良かれと思って気持ちをこめて作ったものが、トラブルの原因になってしまったら残念ですよね。

そういったトラブルが起きてしまわないように、作り手側が知識を持つことや、法律以前に使用者のことを考え情報を提供するという姿勢も大事といった主旨のことも話されていました。

 

「まさかこんなことがトラブルになるとは思わなかった!」というのを防ぐためにも過去の事例を学んでいくことは大事かもしれません。

 

つくるひとcafeの管理人の井出さんとしても、

「(この勉強会を通じて)みんなで一緒に考えながら、勉強しあっていけたら。」

と、つくるひとcafeで扱う作品やそれを展示する作家さん、そして作品を手にとってもらうお客さん。

お互いにとって安心であり安全であって欲しいという思いからこのイベントが立ち上がっています。

 

 

参加者の感想

以下は参加者お二人の感想です。

Smile Lemonさん

貴重なお話を聞けて、とても勉強になりました。

マスクは衛生品なので今までも保管方法など気をつけていたつもりでいましたが、

今回のお話を聞いてまだまだ足りなかったし販売方法にも改善の余地ありだなと考えさせられました。

これからも安心して手に取っていただけるように頑張ります。

 

六花堂さん

ひろつさんのお話を伺って、改めて「お客様の立場に立つものづくりをすること」を深く考え意識する様になりました。

作り手は作品を作ってお店に並べて終わりではないですよね。

その先のお客様の立場になって想像してみなきゃ、と。

具体的に分かりやすく教えて頂いたので、すぐに反映できるのがありがたかったです。

ひろつさんの実体験でのお話でしたので、いい意味でシビアに学ばせて頂きました!

委託販売先でこの様な勉強会を開催して頂けるのは稀なことです。

この度はつくるひとcafeさんとひろつさんに貴重な機会を作って頂き、誠にありがとうございました。

きっしーの個人的感想

ひろつさんの経験に基づくお話には、知らないことや意外なこともあり、他の参加者の方と一緒に聞いていてとても勉強になりました。

法律っていうと、

「家庭製品品質表示法の勉強とか難しくない?」

「でも知らないことで、なにかトラブルが起きたらどうしよう?」

と身構えたり、不安になっちゃいそうですよね。

でも、法律に関しても1から勉強する必要は全くなく、

講師のひろつさんがハンドメイド作家を行っていく上で最低限知っておいた方が良いことをまとめてあり、

丁寧に教えていただけました。(あくまで布製品に関してです。)

質問にもバンバン答えてくれそうです。というか実際に受け付けていました。(笑)

なので、今回のような勉強会に参加すれば知らないことによる不安は解消できそうです。

 

そして、ひとりで勉強会に参加するよりは、同じハンドメイド作家さん同士で参加すれば、ハンドメイド仲間も増えるし、どうしたらよいか?

と、ひとりで悩まなくてすみそうですね。

 

ハンドメイドをされていなくても、参加してみることで、製品表示を知らないことによる思わぬ被害、たとえば実際にあった事例だと、

「製品染めのスカートで皮のバッグを使用してたら、バッグに色がうつってしまった!」

なんていうことも回避できるかもしれません。

 

ハンドメイドというものを楽しみつつ、でも忘れてしまいがちな楽しむことに生じる責任みたいなものもあらためて考えさせられました。

参加費は今回は一人1,000円ということでしたが、個人的にはお値段以上に感じます。(次回以降の価格は未定です。)

 

法律的なことを学んでみたいだけでなく、

  • ハンドメイドをしてみたい
  • 仲間をつくりたい
  • つくるひとcafeが気になってる
  • 井出さんやひろつさんに会いたい

という方はぜひ参加されてはどうでしょうか。

それでは、ありがとうございました。

 

記事を書いた人 きっしー

つくば きっしー

つくば市在住のWEBライター。

つくるひとcafeでたまにノマドワークをしてる人。

最近、観葉植物を育てようかなと思っている。

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